NISA・投資入門

個別株って実際どうなの?現役公務員が本音で語る「インデックスとの比較」

個別株とインデックス投資の比較 現役公務員25年の体験談

この記事でわかること

✅ 公務員が個別株を始める前に知っておくべきリスクと現実
✅ インデックス投資との違い・使い分けの考え方
✅ 現役公務員25年の筆者が個別株で体験した「正直な結果」

「インデックス一択でいい」
そう言われ続けてきた公務員の私が、
ある日ふと思ったんです。

「でも個別株って、もっと稼げるんじゃないか..」

正直に言います。
誘惑に負けて、個別株を始めました。
結果は..後ほど正直にお話しします。

この記事では、25年間公務員として働いてきた私が
「個別株のリアル」を包み隠さず語ります。
インデックス信者だった私が、なぜ動いたか。
そして今、どう考えているか。

そもそも「個別株」とは何か

まず基本から確認しておきましょう。

「個別株」とは、トヨタや任天堂、三菱UFJといった
特定の会社の株を1社ずつ購入する投資方法です。

一方、私たち公務員に広く知られている
「インデックス投資」は、
日経平均やS&P500といった指数に連動した
投資信託・ETFを買う方法。
数百〜数千社に自動的に分散される仕組みです。

項目個別株インデックス投資
分散度低い(1社)高い(数百〜数千社)
リターンの可能性大きい(上下両方)市場平均に連動
必要な知識多い(企業分析など)少ない(買って保有)
時間・手間かかるほぼ不要
NISA対応成長投資枠で可能つみたて・成長両対応

表を見ると、インデックスの方が
「手間なく・安全」に見えますよね。
が、個別株には「夢」があります。
この「夢」に引っ張られてしまったのが、私の失敗の始まりでした。

公務員がインデックスを選びがちな本当の理由

公務員の投資仲間と話すと、
9割がインデックス派です。

理由を聞くと、だいたいこう返ってきます。

  • 「難しいことを考えたくない」
  • 「企業分析する時間がない」
  • 「失敗したくない、安定が一番」
  • 「本業に支障が出たら困る」

どれも正直な本音だと思います。

公務員の仕事は年功序列で給与も安定している。
その分、投資にまで大きなエネルギーを使いたくない。
これは非常に合理的な考え方です。

ちなみに私も同じでした。
毎月5万円をeMAXIS Slim全世界株式に積み立てて、
あとは放置。
それが5年ほど続いていました。

が、ある日SNSで見かけた一つのポストが
私の心を揺さぶったんです。

「個別株で1年で資産2倍にした」

..正直、羨ましかった。

実際に個別株をやってみた「正直な結果」

私が最初に選んだのは、
知名度が高く、業績も安定していると思っていた
日本の大手メーカー株でした。

購入金額:約30万円。
当時の株価から見て「割安」に見えたのが理由です。

結果は..購入後、3ヶ月で約-15%。
マイナス約4万5,000円。

なぜ下がったかというと、
その会社の海外事業が不振という
決算発表があったためです。

「割安」と思っていたのは
じつは「市場が将来性を疑っていた」だけ。
私の分析が浅かったわけです。

その後、1年以上かけてほぼ元値まで回復しましたが、
この期間、毎月の相場チェックに費やした時間と精神的なストレスは
正直、相当なものでした。

⚠️ 公務員が個別株で失敗しやすいパターン

✗ 「安定企業なら安全」という思い込み
✗ 決算・業績発表を定期的にチェックしていない
✗ 損切りラインを決めずに保有し続ける
✗ 1銘柄に資金を集中させる

公務員が個別株をやる際の3つの注意点

体験を踏まえて、公務員が個別株に取り組む際に
特に気をつけるべき点をお伝えします。

① 職場関連企業の株は買わない

これは絶対に守ってほしいルールです。

公務員は業務上、民間企業の非公開情報に
触れる機会があります。
その情報をもとに株式取引を行うと、
「インサイダー取引」になる可能性があります。

インサイダー取引は金融商品取引法違反。
懲役刑や罰金刑の対象になります。
公務員としての信用も一瞬で失います。

業務に関連する業界・企業の株は、
どれほど「明らかに上がりそう」でも、
絶対に手を出してはいけません。

② 投資できる「時間」を正直に見積もる

個別株で成果を出すには、
最低でも以下の作業が必要です。

  • 四半期決算のチェック(年4回)
  • 業績・ニュースの定期確認(週数回)
  • 購入前の財務諸表の読み込み(1銘柄で数時間)

本業が忙しい公務員にとって、
これを継続できるかどうか。
冷静に考えてほしいんです。

私の場合、この時間確保が最大の課題でした。
深夜に決算資料を読んでいたら、
翌朝の仕事に支障が出た..なんてことも。

③ 個別株は「趣味枠」に限定する

これが今の私の結論です。

資産形成の「主力」はインデックス積み立て。
その上で、余裕資金の一部を個別株に回す。

具体的には、投資資金の80〜90%はインデックス、
10〜20%だけ個別株という配分がおすすめです。

個別株が下がっても、
メインのインデックスが資産を守ってくれる。
この安心感があると、冷静に判断できます。

インデックスと個別株、賢い使い分け方

どちらが「正解」ではありません。
大切なのは、自分のライフスタイルと目的に合った
使い分けです。

こんな人におすすめ
投資に時間をかけたくないインデックス一択
勉強しながら本気で増やしたいインデックス8割+個別株2割
特定企業を応援したい・株主優待目的個別株(少額から)
老後の備えをしっかり作りたいインデックス長期積み立て

公務員という安定した収入があるからこそ、
「守りながら育てる」投資スタイルが
一番マッチしていると私は思っています。

個別株は、焦らず少額から試して
少しずつ経験を積むのが
一番の近道です。

まとめ

個別株は「夢がある」投資方法です。
が、公務員にはインデックスが基本中の基本。

まずはインデックスで資産の土台を作り、
余裕が出てきたら個別株に少しずつ挑戦する。
これが25年間働いてきた私の実感です。

今日からできる行動まとめ

✅ 個別株は職場関連企業を避け、インサイダーリスクをゼロにする
✅ 投資資金の8〜9割はインデックス積み立てで守りを固める
✅ 余裕資金の1〜2割で個別株を「勉強代」として少額から始める
✅ 四半期決算・業績チェックの時間を週30分確保できるか確認する

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kacchan
現役公務員かっちゃんです。地方公務員として25年以上勤務しながら、40代で新NISAをスタート。「難しそう」「怖い」と感じていたお金の話を、公務員目線でわかりやすく解説します。老後資金・NISA・節約・ポイ活など、40代・50代の公務員が気になるテーマを本音でお届けします。
著者プロフィール

現役公務員かっちゃんです。地方公務員として25年以上勤務しながら、40代で新NISAをスタート。「難しそう」「怖い」と感じていたお金の話を、公務員目線でわかりやすく解説します。老後資金・NISA・節約・ポイ活など、40代・50代の公務員が気になるテーマを本音でお届けします。