節約・家計管理

公務員が見直すべき生命保険5選|共済があるから民間保険は不要?

公務員が見直すべき生命保険

📋 この記事でわかること

✅ 公務員の家計で見落としがちなお金の無駄と対策
✅ 手取りを増やすために今すぐできる具体的な手続き
✅ 現役公務員かっちゃんが実践した家計改善の実体験

「公務員には共済があるから保険は不要」と聞いたことはありませんか?実はこれ、半分正解・半分不正解です。共済の手厚い保障を理解せずに民間保険に入ると、毎月数万円を無駄に払い続けることになりかねません。

この記事では、公務員が見直すべき保険5選と、保険料を適正化するための考え方を解説します。

まず知るべき:公務員の共済保障の手厚さ

👮 かっちゃんの一言コラム

現役公務員時代、私の手取りは月約30万円でしたが、保険料や税金で意外と手元に残りませんでした。今振り返ると、共済の保障内容を正しく理解していれば民間保険料を月1万円以上節約できたはず。公務員ならではの福利厚生をフル活用することが大切です。

公務員が加入する共済組合には、民間保険に相当する保障が既に充実しています。

共済の保障内容内容民間保険との比較
病気・けがの医療費高額療養費制度+付加給付民間医療保険の代替になる
長期療養中の収入傷病手当金(1年6ヶ月)就業不能保険の代替になる
死亡・高度障害公務員の死亡退職金+遺族年金死亡保険を減額できる
退職後の年金厚生年金+共済年金加算民間個人年金の必要性が低い

これだけ充実した保障があるにもかかわらず、重複した民間保険に入っているケースが非常に多いのが実情です。

見直すべき保険① 医療保険

共済組合の付加給付により、多くの公務員は1ヶ月の医療費自己負担が2〜3万円以内に抑えられます。高額療養費制度と合わせると、民間医療保険の出番はほとんどありません。

見直しポイント:日額5,000円以上の医療保険は過剰な場合が多い。緊急予備費(生活費6ヶ月分)が確保できていれば、医療保険は解約または最小限にすることを検討しましょう。

見直すべき保険② 死亡保険(定期保険・終身保険)

死亡保険が必要なのは「自分が死んだら生活に困る家族がいる場合」です。具体的には、子どもが小さい時期の一定期間に限定されます。

家族構成必要な死亡保障額の目安見直し方向
独身・子どもなしほぼ不要解約を検討
共働き・子どもなし500〜1,000万円程度最小限に
子ども1〜2人・配偶者専業2,000〜4,000万円程度収入保障保険に切替え
子どもが独立後葬儀費用程度(300万円)大幅減額

見直しポイント:終身保険より掛け捨ての収入保障保険の方が、同じ保障で保険料が大幅に安くなります。

見直すべき保険③ がん保険

がん保険は一見必要に見えますが、公務員の場合は共済の付加給付があるため、実際の自己負担はかなり少ないです。また、治療の進歩により入院日数が短期化し、「入院日額型」のがん保険では給付金が少なくなっています。

見直しポイント:古い入院日額型がん保険は解約し、必要なら診断一時金型(100〜200万円)に切り替えるのが現代的です。

見直すべき保険④ 学資保険

子どもの教育費のために学資保険に加入している方も多いですが、現在の学資保険の返戻率は105〜108%程度と非常に低く、インフレに負けるリスクがあります。

見直しポイント:学資保険の代わりにNISAで積立投資する方が、長期的には資産が大きく増える可能性が高い。ただし、保険としての死亡保障機能が不要なら、早めに解約して投資に切り替えることを検討しましょう。

見直すべき保険⑤ 個人年金保険

老後の備えとして個人年金保険に加入している方もいますが、公務員はすでに厚生年金+共済年金加算で民間サラリーマンより手厚い年金を受け取れます。さらにiDeCoで節税しながら老後資産を積み立てる方が、個人年金保険より合理的です。

見直しポイント:個人年金保険よりiDeCoの方が節税効果分だけ実質リターンが高い。既存の個人年金は解約返戻金と今後の掛け金を比較して検討しましょう。

保険の見直し手順

  1. 保険証券を全部並べる:加入しているすべての保険を可視化する
  2. 年間保険料を計算する:意外と合計が高額なことに気づく
  3. 共済の保障内容を確認する:共済組合のパンフレットや窓口で確認
  4. 重複・過剰な保険を特定する:共済で代替できるものを洗い出す
  5. FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する:無料相談を活用して客観的なアドバイスをもらう

保険料の削減効果シミュレーション

見直し前後での保険料の変化例を見てみましょう。

保険種類見直し前(月額)見直し後(月額)削減額
医療保険5,000円0円(解約)▲5,000円
死亡保険(終身)20,000円5,000円(収入保障に切替)▲15,000円
がん保険3,000円2,000円(一時金型に)▲1,000円
学資保険10,000円0円(NISA積立に切替)▲10,000円
個人年金10,000円0円(iDeCoに切替)▲10,000円
合計48,000円7,000円▲41,000円

月41,000円の削減は年間49万円、10年で490万円の差になります。この削減分をNISAに回せば、さらに大きな資産形成につながります。

まとめ

公務員の保険見直しのポイントを整理します。

  • 共済の手厚い保障を最大限活用する
  • 医療保険は共済の付加給付で代替できる場合が多い
  • 死亡保険は必要な時期・金額に絞る
  • 学資保険よりNISA、個人年金よりiDeCoが効率的
  • 削減した保険料は投資に回して資産形成を加速させる

保険は「万が一の備え」ですが、過剰な保険料は資産形成の敵です。ぜひ一度、すべての保険証券を見直してみてください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。保険の見直しはご自身の状況に合わせて、専門家にも相談のうえ判断してください。

🎯 今日からできる行動まとめ

✅ 今月の固定費(保険・通信費)を見直してみる
✅ 職場の共済・福利厚生制度を改めて確認する
✅ 家計簿アプリで支出を「見える化」してみる

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kacchan
現役公務員かっちゃんです。地方公務員として25年以上勤務しながら、40代で新NISAをスタート。「難しそう」「怖い」と感じていたお金の話を、公務員目線でわかりやすく解説します。老後資金・NISA・節約・ポイ活など、40代・50代の公務員が気になるテーマを本音でお届けします。
著者プロフィール

現役公務員かっちゃんです。地方公務員として25年以上勤務しながら、40代で新NISAをスタート。「難しそう」「怖い」と感じていたお金の話を、公務員目線でわかりやすく解説します。老後資金・NISA・節約・ポイ活など、40代・50代の公務員が気になるテーマを本音でお届けします。