節約・家計管理

公務員1年目に知らないと損!手取りから始める資産形成3選

公務員1年目のお金の準備3選

この記事でわかること

・公務員の手取りがなぜ思ったより少ないのか、そのカラクリ
・1年目から差がつく「生活防衛資金→新NISA→iDeCo」の3ステップ
・初任給から月いくら投資に回せるか、具体的な数字で解説

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公務員1年目は、投資より先に手取り・支出・貯金額の流れをつかむだけで、将来のお金の不安がかなり減ります。

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公務員1年目、お金の不安は
「知らない」から来る

4月から公務員として働き始めた方、
おめでとうございます。

初任給の明細を見たとき、
「あれ、思ったより少ない……」と感じませんでしたか?

じつは、これは当然のことなんです。

「給料 = 手取り」ではない。

公務員には共済組合掛金・年金保険料・健康保険料など、
社会保険系の天引きが多く、
大卒地方公務員の場合、
初任給から天引きされる金額は合計3〜4万円程度になります。

わたし自身、25年以上公務員を続けていますが、
1年目に「お金の基礎知識」を持っていなかったことを
いまでも後悔しています。

この記事では、
「1年目からやっておけばよかった3つのこと」を
具体的な数字とともにお伝えします。

まず知っておきたい
公務員の手取りの仕組み

2025年度の地方公務員(一般行政職・大卒)の
平均初任給は約201,981円(人事院・総務省データより)。

でも実際の手取りは、
だいたい160,000〜170,000円ほどになります。

天引き項目目安金額
共済組合掛金(年金)約18,000〜20,000円
健康保険(共済)約8,000〜10,000円
所得税約3,000〜5,000円
住民税(2年目6月〜)約8,000〜15,000円
合計天引き(1年目)約30,000〜35,000円

※住民税は前年度の所得に課税されるため、
1年目の6月まではかかりません。
2年目からはさらに手取りが減ることを覚えておきましょう。

「手取りが少ない」と嘆くより、
この仕組みを知って
「では何からお金を動かすか」を考えるほうが、
ずっと大切です。

やること①
生活防衛資金を3ヶ月分つくる

投資より先に、まずこれ。

「生活防衛資金」とは、
急な出費や体調不良で働けなくなっても
生活を維持できる現金の備えのことです。

目安は「生活費の3〜6ヶ月分」。

手取り16万円で生活するなら、
まずは48万〜96万円を普通預金やネット銀行に置いておきましょう。

大切なのは、この資金には絶対に手をつけないこと。
投資に回すお金とは完全に別の口座で管理するのが鉄則です。
「緊急用の口座」と「投資用の口座」を最初からはっきり分けておくと、
いざというときに迷わずに済みます。

公務員は雇用保険に入っていないため、
民間のように失業給付がありません。
だからこそ、自分で備えることが大切なんです。

生活防衛資金の置き場所のおすすめは、
金利の高いネット銀行(例:楽天銀行・住信SBIネット銀行など)。
普通預金でも年0.1〜0.2%台の金利があり、
「置いておくだけで少し増える」環境が作れます。

やること②
新NISAをつみたて投資枠から月1万円スタート

生活防衛資金のめどが立ったら、次は新NISA。

新NISAのおさらいです。

区分年間上限特徴
つみたて投資枠120万円(月10万円)長期・積立向けのインデックスファンド等
成長投資枠240万円個別株・ETF・投資信託など
生涯非課税枠1,800万円合計の上限(うち成長投資枠は1,200万円)

公務員1年目は、
つみたて投資枠で「月1万円」から始めるのがおすすめです。

選ぶファンドは、
「全世界株式インデックス(オルカン)」か
「S&P500インデックス」のどちらか一択でOK。

月1万円 × 12ヶ月 = 年12万円。
20年間積み立てると(年利5%を仮定)、
元本240万円が約410万円になる計算です。
(※投資に元本保証はありません。将来の利回りを約束するものではありません。)

証券口座は、
SBI証券か楽天証券がおすすめ。
手数料ゼロで、スマホから5分で始められます。

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やること③
iDeCoで月1万円から老後準備をスタート

新NISAと並んで活用したいのが
「iDeCo(個人型確定拠出年金)」です。

公務員のiDeCoの掛金上限は、
2024年12月から月額2万円(年間24万円)に引き上げられました。
さらに2026年12月以降は、月額6.2万円への大幅引き上げが予定されています(法改正スケジュールより)。

iDeCoの最大のメリットは
「掛金が全額所得控除になる」こと。

月1万円 × 12ヶ月 = 年12万円が所得から丸ごと控除されるため、
所得税率10%の方なら年間12,000円、
住民税(10%)を合わせると年間24,000円の節税になります。

ただし、iDeCoは原則60歳まで引き出せません。
生活防衛資金と新NISAを整えた後に、
余裕資金で始めるのがポイントです。

3つのステップをまとめると

公務員1年目のお金の動かし方を整理すると、
こうなります。

優先順位やること目安額
①まず生活防衛資金を貯める生活費の3〜6ヶ月分(48〜96万円)
②次に新NISAをつみたて投資枠でスタート月1万円〜
③余裕があればiDeCoで節税しながら老後準備月5,000円〜1万円

無理に全部一気にやろうとしない。

①→②→③の順番を守れば、
お金の不安は確実に小さくなっていきます。

わたしが1年目にこの順番を知っていれば、
老後のお金の不安はずっと小さかったはずです。
今日から始めれば、まだ十分に間に合います。

今日からできる行動まとめ

✅ 給料明細を見て、天引き項目と手取り額を把握する
✅ ネット銀行に生活防衛資金口座を開設し、毎月積み立てる
✅ SBI証券か楽天証券でNISA口座を開設、つみたて投資枠で月1万円スタート
✅ 生活が安定したらiDeCoも検討(月1万円から節税効果あり)
✅ iDeCoの掛金上限引き上げ(2026年12月〜)に備えて情報収集しておく

ABOUT ME
kacchan
元公務員かっちゃんです。地方公務員として25年以上勤務し、60歳で退職。50代で新NISAをスタート。「難しそう」「怖い」と感じていたお金の話を、元公務員目線でわかりやすく解説します。老後資金・NISA・節約・ポイ活など、40代・50代の方が気になるテーマを本音でお届けします。
著者プロフィール

現役公務員かっちゃんです。地方公務員として25年以上勤務しながら、40代で新NISAをスタート。「難しそう」「怖い」と感じていたお金の話を、公務員目線でわかりやすく解説します。老後資金・NISA・節約・ポイ活など、40代・50代の公務員が気になるテーマを本音でお届けします。