給料日に通帳を見るたびに、
「このまま働き続けて、老後は大丈夫なのか..」
そう感じたことはありませんか。
公務員は安定しているとよく言われます。
が、物価上昇が続く中、
給料がそれに追いつかないのが正直なところ。
そこで注目したいのが、
「高配当株への投資」
です。毎年の配当金を積み上げることで、
給与以外の収入の柱を作る。
それが、公務員の現実的な資産形成の一手なんです。
今回紹介するのは、オリックス(証券コード:8591)。
日本を代表する総合金融企業で、
長年にわたって配当を出し続けている銘柄です。
この記事でわかること
✅ オリックス(8591)の事業内容と強みがわかる
✅ 配当実績・配当利回りを公務員目線で評価する
✅ 公務員にとって買い時かどうか判断できる
オリックスって
どんな会社?
オリックスといえば、野球が好きな方には
「オリックス・バファローズ」でおなじみかもしれません。
が、本業は総合金融・サービス企業です。
1964年に設立された企業で、
もともとはリース(機器の貸し出し)が主力でした。
それが今では、保険・銀行・不動産・環境エネルギーまで
手がける巨大複合企業に成長しています。
時価総額は約4.5兆円(2026年4月時点)。
東証プライム上場の、れっきとした大企業です。
オリックスの主な事業
| 事業セグメント | 主な内容 |
|---|---|
| 法人金融サービス | 法人向け融資・リース・投資 |
| メンテナンスリース | 自動車・IT機器などのリース |
| 不動産 | オフィス・ホテル・ゴルフ場の運営 |
| 事業投資・コンセッション | 関西エアポートなどの運営権 |
| ORIX USA | 米国での金融・不動産事業 |
| 生命保険・銀行 | オリックス生命・オリックス銀行 |
| 環境エネルギー | 太陽光発電・廃棄物処理など |
これだけ幅広い事業を持っているのが、
オリックスの最大の特徴。
「一つの事業がコケても、他でカバーできる」
そういう構造なんです。
配当実績はどう?
現役公務員が正直に評価します
公務員が高配当株を選ぶとき、
いちばん気にするのは「配当が安定しているか」ですよね。
そこを中心にチェックしていきます。
直近の配当実績
| 決算期 | 1株配当(円) | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 85.60円 | 32.4% |
| 2023年3月期 | 85.60円 | 33.2% |
| 2024年3月期 | 94.00円 | 35.7% |
| 2025年3月期 | 120.01円 | 39.0% |
| 2026年3月期(予想) | 120.01円以上 | 39%以上 |
2025年3月期の年間配当は120.01円。
前年の94円から大きく増配しました。
2026年3月期の配当方針は、
「配当性向39%または1株120.01円のいずれか高い方」。
つまり業績が上がれば、配当もさらに増える可能性があります。
配当利回りは株価によって変わりますが、
2026年4月時点の株価(約4,982円)では約2.4%前後。
高配当株として特別高いわけではありませんが、
増配余地があることを考えると注目の水準です。
株主優待は?
正直、廃止されました
かつてオリックスといえば、
「ふるさと優待」という人気の株主優待がありました。
全国各地の名産品をカタログから選べる、
公務員にも人気の優待だったんです。
が、2024年3月末をもって廃止されました。
理由は「より公平な株主還元のため」。
優待廃止のぶん、配当に重点を置く方針に変えたわけです。
実際、廃止後の2025年3月期に大幅増配(94円→120円)が実現しています。
優待目当てで保有していた方には残念でしたが、
長期投資家にとっては「配当強化」は歓迎できる方向性かもしれません。
公務員目線で
本音を言います
現役公務員として25年、
さまざまな金融商品を見てきました。
そのうえでオリックスを評価するなら..
✅ 公務員に向いているポイント
- 事業の多角化で景気変動に強い。一つのセクターに依存しない安心感がある
- 増配傾向が続いており、長期保有でリターンが積み上がりやすい
- 大型株なので流動性が高く、必要なときに売りやすい
- PBR約1.2倍と割安水準で、下値リスクが限定的
- ROE約9.9%と資本効率が高く、企業の稼ぐ力が安定している
⚠️ 気になるポイント
- 配当利回りは約2.4%前後と、超高配当銘柄と比べると見劣りする
- 株主優待が廃止されたため、優待目的の投資家層が離れる可能性がある
- 金融・リースは景気後退時に貸し倒れリスクが高まる
- 海外事業(特に米国)が多いため、為替リスクがある
総合的に見ると、オリックスは
「超高配当ではないが、安定して増配が期待できる」
優良な長期保有銘柄だと感じています。
私自身、「コア資産」として少額から積み立てたいと思える銘柄の一つです。
こんな公務員に
おすすめです
オリックスが特に向いていると思う公務員像を
正直に書いておきます。
こんな方におすすめ
✅ NISA口座で長期保有して配当を積み上げたい方
✅ 安定した大型株に分散投資したい方
✅ 増配余地があるグロース配当銘柄を探している方
✅ 日本の総合金融セクターに投資したい方
こんな方には向きません
❌ 利回り4%以上の高配当銘柄だけを求める方
❌ 株主優待目当ての投資をしたい方
❌ 金融・海外リスクを極力避けたい方
NISAとの相性は
どうでしょう?
NISA口座で保有すれば、
配当金にかかる約20%の税金がゼロになります。
たとえば100株(約498,200円)を保有した場合、
年間配当は約12,001円(2025年3月期実績)。
税金なしで受け取れるなら、
実質的な利回りがワンランク上がる計算になります。
成長投資枠(年間240万円まで)を使えば、
オリックスのような大型配当株も非課税で持てます。
長期保有を前提にするなら、NISA口座との相性は良いと言えます。
まとめ
公務員こそ「増配株」に注目を
オリックスは、超高配当株ではありません。
が、安定した事業基盤と増配方針を持つ
「長期で持ちたい銘柄」だと私は評価しています。
公務員の安定収入を活かして、
毎月コツコツ積み立てる。
その先に、配当という「第2の収入」が育っていきます。
株主優待がなくなったことで株価が落ち着いているいま、
むしろ仕込み時かもしれません。
焦らず、NISA口座で少額から検討してみてはいかがでしょうか。
今日からできる行動まとめ
✅ オリックス(8591)の株価と配当利回りを証券口座でチェックする
✅ NISA成長投資枠の残高を確認し、購入可能額を把握する
✅ まずは単元株(100株)から少額で検討してみる
※本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。株価・配当は変動します。
現役公務員かっちゃんです。地方公務員として25年以上勤務しながら、40代で新NISAをスタート。「難しそう」「怖い」と感じていたお金の話を、公務員目線でわかりやすく解説します。老後資金・NISA・節約・ポイ活など、40代・50代の公務員が気になるテーマを本音でお届けします。