NISA・投資入門

NTT株(9432)は公務員に向いてる?現役公務員が本音で評価してみた【2026年版】

NTT株(9432)公務員向け高配当株分析

「NTT株って、公務員に向いてる?」と聞かれたら、正直に答えます

「NTT株、気になってるんだけど..」
同僚からそう相談されることが増えました。
配当利回り3%台、野村証券の人気ランキング1位、最低購入額は約1万5,000円。
どこを切っても「堅い」印象がある銘柄です。

が、「堅い=正解」とは限らないんです。
公務員の私が実際にデータを調べて、
「本当に公務員の資産形成に合うのか」を正直に評価してみました。

この記事でわかること

・NTT株(9432)の基本データ(株価・配当・業績)
・公務員目線で見た「NTTが向いている理由」3つ
・正直に話す「気になる点」と公務員向け活用法

NTT(9432)の基本データ【2026年版】

まず、今のNTTを数字で確認しておきましょう。
データは2026年4月時点のものです。

項目データ
株価(目安)約155円前後
最低購入額(100株)約15,500円
年間配当金(1株あたり)5.3円(2025年度予想)
配当利回り約3.4%
連続増配15期連続増配予定
配当性向約43%
権利確定月3月・9月(中間・期末)

100株を約1万5,500円で買うと、
年間でもらえる配当金は530円(税引き前)。
「え、少ない?」と思うかもしれません。
が、これは「株価が安い=1株あたりの配当金も少ない」というだけで、
利回り自体は十分に高いんです。

仮に100万円分(約6,450株)保有すれば、
年間約34,000円の配当収入になります。
これが毎年、給料日とは別に振り込まれる感覚..
公務員の「安定収入+配当収入」の組み合わせは、
思っている以上に心強いですよ。

公務員目線で見た「NTTが向いている理由」3つ

①少額から始められる「入門しやすさ」

公務員の悩みの一つが「投資のまとまったお金をどこから出すか」。
NTTは100株約15,500円で買えるため、
月々の積立と並行してスポット購入しやすい銘柄です。

NISAの成長投資枠(年間240万円まで)で買えば、
配当金に税金がかかりません。
つまり、年間530円の配当(100株の場合)が
まるごと手取りになるんです。

②15期連続増配という「信頼の実績」

NTTは2025年度まで15期連続増配を予定しています。
15年間、一度も配当を減らさずに増やし続けてきた..ということです。

公務員の給料は「毎年少しずつ上がる」ことが多いですよね。
NTTの配当も、まさに同じイメージ。
「少しずつ確実に増える」という積み重ねが、
10〜20年後の大きな差を生むんです。

2003年と比較すると、NTTの配当金は10倍以上に拡大しています。
長期保有との相性が抜群の銘柄といえます。

③業績が安定している「国内インフラ企業」

NTTは固定通信・携帯電話(NTTドコモ)・データセンターを
事業の柱にしています。
2025年度第3四半期は、

・営業収益:10兆4,210億円(前年比+3.7%)
・営業利益:1兆4,571億円(前年比+4.1%)

という増収増益を達成。
特にグローバル・ソリューション事業(データセンター・クラウド)が
セグメント利益+62.8%と急成長しています。

「通信インフラは景気に左右されにくい」というのは、
公務員が行政サービスに従事している感覚と似ています。
コロナ禍でも、通信量は増えましたよね。
そういう「なくてはならないインフラ」を事業にしている安心感があります。

正直に言います。「気になる点」も2つあります

NTT株の魅力は十分ですが、
「いいことだけ言う記事」は信用できません。
気になる点も正直にお伝えします。

①株価の値上がり期待は大きくない

NTTは「配当をもらい続ける」株です。
短期間で株価が2倍・3倍になる成長株ではありません。
「値上がり益を狙いたい」という場合は、
NTT単独では物足りなく感じるかもしれません。

が、公務員の場合、すでに「安定収入」という土台があります。
投資に「爆発的な成長」を求めなくていい..
だからこそ、「着実に配当収入を積み上げる」NTTとの相性が良いんです。

②純利益率の低下には注目しておきたい

直近の決算では、純利益率と営業利益率が前年比でやや低下しています。
さらに、NTTは2025年度の通期業績見通しを下方修正しました。
主な原因は「NTTドコモの競争激化」。
携帯市場でのシェア維持に向けた投資が、
ドコモの営業利益を大幅に圧迫しています。

が、これは「今、未来への顧客基盤投資をしている」段階ともいえます。
グローバル・ソリューション事業(データセンター・クラウド)は+62.8%と急成長中。
長期投資家として見れば、一時的な下方修正に動じる必要はないと考えています。
ただ、2025年度の最終決算(2026年5月発表予定)の数字は、
一度確認しておく価値があります。

公務員がNTT株を活かす3ステップ

「買ってみよう」と思ったら、以下の順番で進めると迷いません。

  • ステップ1:NISAの成長投資枠を使う
    まずNISA口座でNTTを買いましょう。配当金への課税(約20%)がゼロになります。年間530円の配当(100株)も、税引き後そのままもらえます。
  • ステップ2:余裕資金で少しずつ買い増す
    最低約15,500円から買えるので、ボーナス月などに100株ずつ買い増すのがおすすめ。「配当金が増えた」という実感が積み上がっていきます。
  • ステップ3:配当金を再投資に回す
    受け取った配当金を次の株購入に充てる「複利効果」を活用しましょう。20年・30年のスパンで見ると、差は大きくなります。

私自身、公務員の給料だけでは老後の心配が消えないと感じています。
NTTのような「安定した配当株を地道に積み上げる」戦略は、
公務員の資産形成にぴったりだと思っています。

今日からできる行動まとめ

✅ NTT株(9432)は最低約15,500円から購入できる
✅ NISA成長投資枠で買えば配当金の税金がゼロになる
✅ 15期連続増配の実績が、長期保有の安心感を支えている
✅ 爆発的値上がりより「着実な配当収入」を目指す公務員に向いている

※本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。
投資は自己責任のもと、ご自身の判断で行ってください。

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kacchan
現役公務員かっちゃんです。地方公務員として25年以上勤務しながら、40代で新NISAをスタート。「難しそう」「怖い」と感じていたお金の話を、公務員目線でわかりやすく解説します。老後資金・NISA・節約・ポイ活など、40代・50代の公務員が気になるテーマを本音でお届けします。
著者プロフィール

現役公務員かっちゃんです。地方公務員として25年以上勤務しながら、40代で新NISAをスタート。「難しそう」「怖い」と感じていたお金の話を、公務員目線でわかりやすく解説します。老後資金・NISA・節約・ポイ活など、40代・50代の公務員が気になるテーマを本音でお届けします。